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2017年9月27日水曜日

フリー麻雀での出来事 その1 「カラの鉄砲」ならせめてばれない工夫が必要

先日フリー打ってる時の出来事。

東一局南家にて、
北家が3巡目から立て続けに鳴いて3フーロとなった。
■■■■ 222(ポン) 978(チー) 西西西(ポン) ドラ三

捨て牌からはまだソーズも字牌もあまっていない。
そしてこの巡目の3フーロである点を考えてもはってない可能性高い。
なんせ配牌からほとんど彼はツモる行為をしていない=ほぼ配牌のままだからだ。
まあたまにはってる事もあるがw


仮に張っていたとしても、
この仕掛けでは赤を使って5と役牌とのシャンポンという超レアケースのみがようやく高目8000点である。(赤タンキもあるけどねw)
プラスして發以外の役牌は全て2枚切れている。しかも發も1巡目に1枚切れていて、
無視してOKという条件がほぼ出揃っている中、
平然とソーズを切り飛ばしていると北家は6sをさらにポンして打3s、
■ 666(ポン) 222(ポン) 978(チー) 西西西(ポン)

これで物理的には聴牌決定。
ただし物理的にほぼ2000 or 2600点も決定である^^;




この場合、
赤5sタンキのみが3900(ツモれば1300,2600) 
ただし赤5sタンキも、「わざわざ3566から6ポンするか?」と考えると現状可能性が極めて低い。

無論引き続き無視、
そしてこっちも聴牌
一二三八八八②③④⑥⑦88 ドラ三

ひよる必要性は皆無なのでリーチ。
北家はオリれないので全ツしてくるが、
それよりも親もマンズやピンズの無スジを何枚か押してきた事が懸念だった。
「高いダマテンとか入ってたらイヤだな・・・」と考える中、
「むしろソーズのほうが親には安全だし持ってくるならソーズがいい。北家には振り込んでも2000点。」
とか思っていた。

そして北家は5sもツモ切り、
これでもう2000点以外に打点ケースは完全になくなる。
「ふるなら北家にして~」とか考え、
持ってきた字牌は気楽に、マンズは恐る恐る切ったりしていたが、無事(?)に流局したのだった。
結果は北家との2人聴牌。
「親は聴牌しなかったか、もしくは途中でおりたのかな?」
と思った。

が、流局後の卓内の会話。
親「いやーソーズと字牌はもう切れないし、本当に困ってましたよ。無事オリれてよかった」
北家「もう酷い配牌だったから他家を脅すのにひたすら必死でしたよ」

ソーズも字牌も全く怖くないし、
北家の仕掛けは寸分たりとも脅しとして成立していない

と心の中でだけツッコミを入れた、そんな一日でありました^^;




まあ結論として、
仕掛けを前提とした手組みは
①相手にちゃんと怖く見えてるか
②上手く嵌った時に高い打点の可能性があるか
という点をちゃんと考えないといけない点である。

上記の仕掛けをするなら、せめて
・最初の西が役牌、
・最初の3つの仕掛けが全てポン
・ドラ絡みの色
というどれかを満たしていないと、
今回のようにほとんど相手にプレッシャーがない3フーロ、
さらに相手にプレッシャー0の裸タンキ、
となってしまうわけですね。

仕掛けのコツみたいな記事も、
そのうち改めて書いてみるかなあ・・・。
世間一般にありふれた記事だから今更書く意味もあんまないかもだけど^^;