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2017年5月11日木曜日

麻雀も人狼も関係ない雑学話 その3:イタリアンドレッシングはイタリアに存在しなかった

2017年欧州旅行での出来事をちょっと。

ローマにて昼食を取ろうとした日だった。
サラダを注文して皿が出てきたのだがドレッシングがかかっておらず、ビンなども特に出てこなかった。

「ドレッシングありますか?」と聞くと、
無言で卓上の調味料を指差された。
そこにあるのは
①オリーブオイル
②バルサミコ酢
③塩
④コショウ

・・・ひょっとしてこれで勝手に食べろという事なのだろうか。
いや他に考えられない。しかし何を使ってどう食べろというのかがよく解らない。
考えた結果これらを全て適度にふりかけて食べる事に。
今考えると店員に聞けばよかったw

食べてる最中、
「これで合っているのだろうか?」
「日本人はストレンジなサラダの食べ方をするなあ、とか思われていたらどうしよう。」
「そもそもイタリアにはイタリアンドレッシングがあるんじゃないのか?」
とか考えたりもした。

しかしまあ、
これが実に美味しいのだ。
塩とバルサミコ酢の適度な酸味、そしてオリーブオイルの風味が合わさって実にサラダと良く合う。
「例え本場イタリア人の食べ方とは違っていても、今後日本でこの食べ方するのはありだな・・・」
とか思ったレベルだ。

だが一応気になって日本に帰って調べてみた。

そしてそこで知ったのが表題の通り。
イタリアンドレッシングは、アメリカ料理およびカナダ料理におけるサラダドレッシングであり本場イタリアでは利用しないとの事。
そしてどうやら私の食べ方はあっていた事も判明した。良かったw

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%82%BF%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%AC%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%B3%E3%82%B0

イタリア料理はその土地の食材の味を活かしたシンプルな料理が多いらしい。
下手にソースなどで味をごまかしたりせず、素材の味を存分に味わうというイタリア人たちのこだわりは、サラダについても同じなのだろう。
これは日本人も結構持っている感覚で、だからイタリア料理は日本人の舌にあうものが多いのかもしれない。

実際にイタリアにいた数日で食べ物に困った事は皆無だった。
イタリアはいたるところに料理店があって、大体どこに入っても手ごろで美味しいものがたべられるのだ。
そして次に行ったフランスでは本当に困った、、、、
これはまあ僕が良い店を見つけられなかったがけなのかもだが。

本場イタリアのサラダの食べ方、結構お勧めです。
和風ドレッシングが好きな人には特に。興味がある方はやってみてください^^
ただ日本ではイタリアにあるような良質のオリーブオイルが高かったりするのかなあ。相場とかがわからんw