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2016年11月11日金曜日

会社員が麻雀プロになるとして②:プロ試験の合格率を上げる為に1

本記事およびこれに関係した記事は僕のかなり一方的な見解です。、
麻雀プロ全体とか協会の団体としての見解とは、かんなり異なる可能性があります。
あくまで個人の私見と考えてご覧ください。

前回の記事
https://susumutakenaka.blogspot.jp/2016/11/blog-post_9.html  

今回は「プロ試験の合格率を上げる為に1」です。

まず一つ
「試験に向けた勉強は絶対に必要」と言っておきます。

「プロ試験≠プロとして即戦力になる実力の持ち主を見極める超高難度の関門」は事実ですが、
「プロ試験≠どんなに麻雀の知識が無くとも大体受かる簡単な試験」これも事実です。

最低限の知識レベルをみたしているか、
今後教育していくべき人材か、
これらを見極める為にやる試験ともいえる訳で、
当然筆記の成績や実技でのマナーというのは最重点項目なのは言うまでもありませんし、
全くの予習も勉強も無しで受かるレベルではありません。

団体にとっても現時点での麻雀の知識や実力は高いほど望ましいし、
筆記と実技の好成績で合格を勝ち取る人も当然います。

まずお勧めする事として、
筆記については団体のHP等から過去問をゲットしてときまくりましょう
傾向と解くコツをしっかり覚えるのが大事です。
当協会の場合は以下URLをご参照ください。
http://npm2001.com/test.html

そして実技では勝ち負け以上にマナーが非常に大事。
負けてもふてくされずにちゃんと点棒を払い、丁寧に牌を扱いましょう。強打・引きヅモ等は基本NGかと。

「細かい競技マナーを全然知らない」という人は、
一度以下の協会の大会に出るのも手段の一つかもしれません。
ここで同卓の麻雀プロに「競技の正式な作法を覚えたいので指摘してください」って言えば多少は教えてくれると思います。
http://npm2001.com/champion_road/champion_road.html

ちなみにプロテストが近づくと「プロ試験対策講座」をしてくれている所もあります。
協会HPなどを見ていればその内告知があがるかもしれません。

 

さて、こんな感じで筆記と実技について改めて触れた後で、
前回書いた「プロテストで求められるのは強さや知識だけではない」というポイントに戻ります。

個人的な結論として、
麻雀プロ試験とは「会社の新卒採用試験」に近い点がある、と思ってます。
つまり団体は「その人を入れる事が団体にとってプラスになるか」を見ています。
単純だけどこの点は理解をしておくべき。

「一般受験者が団体が求める麻雀プロとしてのレベルを最初から満たしているケースは非常に稀」という現状を考えても、
麻雀については上述の筆記・実技を最低限こなせるかを重点的に見て、
それ以外の点が思いのほか重視されております。

会社の新卒採用だって、現在のスキル以外の部分をたくさん見ますよね?
言ってしまえば安定性と将来性。具体的には以下の項目が主かと。

①現時点での麻雀の実力
②年齢
③見た目
④コミュニケーション力
⑤団体で問題を起こさないか
⑥団体の運営行事に積極的に参加してくれそうか
⑦団体に何らかのプラスをもたらしてくれるか

こうして書くと本当に会社の採用試験に近い。


本記事の冒頭に書いた筆記・実技がまさに①にあたるわけで、
これが最重要ポイントなのは事実、でもこれだけでは合否は決まってません。
他の項目で大きくマイナスなら当然落とされます

というかですね、
「麻雀の実力だけで即合格」というケースがあるとしたら。
それは「受ける前から実力評価済みの人」なんですね。

「強い雀荘メンバーとして業界内で有名」
「強いネットプレイヤーとして世間で有名」
「有名プロからの推薦あり」

という感じで始まる前から承認もらってる人なのです。
つまり内申点での推薦入学や、推薦入社みたいなもの。

それ以外の人が
「プロテストの中で他の項目の不利を全部覆してでも合格する」なんてケースはまずありえません。
 


さて次回の記事で②以降の項目等を踏まえながら、
「筆記・実技の成績向上以外の観点で合格率をあげる方法」についてもちょっとだけ書く予定。
僕がプロ試験を「会社の新卒採用」と書いたのも次の記事に少々関係がありまして。





でも魔法のようなすごい手段じゃないですし、
それやって受かるか保証はしません。
僕の「超一方的な私見」ですのであしからずw


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