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2016年10月17日月曜日

私見にともなう麻雀プロ紹介その2:大崎初音




今日はTLPT舞台を見に行くので、
お目当て(?)のこのお方について書いてみようかと思う。


http://mj-news.net/mjpro/pd/2015090120676



初めて見たのがいつぞやの雀竜位の決勝のときだったかな?
彼女が協会に入る前ですね。


第一印象は
(・・;)、、、なんだ。このイガリンに連れ添っているキャバ嬢は。。。
だったのですがw

まあ決勝見に来ているという事は、おそらくうちに入る予定の新人さんなんだろうな、と。
その後案の上、協会に彼女は入会し瞬く間に人気プロの一人になるわけです。


個人的に良く覚えているのはやはり第九期女流雀王決定戦。
この時私は、旧知の中の杉村えみの採譜を三日間やっていたのですが、
初日を終えたときの感想として、正直に大崎の内容の良さが際立っていたのをよく覚えてます。

まだ荒削りではあったけど、
オフェンス能力の高さは彼女のセンスの良さを垣間見れたし、
何より勝負度胸と思い切りの良さがすばらしかった。
優勝確率を1%でも上げる為に、一切着飾らず自分の出来る事を100%やりきる、って熱意が伝わる内容でした

新人がタイトル戦決勝にいったら是非ともこれを見習って欲しい、
映像化されてないのは個人的には結構惜しい対局と思ってます。
本人は嫌がるかもですがw

「大崎が初日に大きく躓かなかったのは良かった。あの振り切ったスタイルが二日目も続けられるのは大きい。」
「二日目以降も面白くなるだろうし、勝つかもね」
そんな話を大浜岳としていたのを覚えております。

そういう意味では、この決定戦初日をプラスで終えれたのって、
大崎初音の麻雀プロ人生を大きく変えた一日だったのかもしれません。
・・・・オーバーかw

そして最終戦にて、ライバル目の杉村えみから18000直撃して勝利するわけです。
採譜してて、東を杉村が掴んだ瞬間に鳥肌が立ちました。
ぶっちゃけ杉村とは旧知の中だけに、手掴んで止めたかった気持ちもあったけどw




興味ある方は是非観戦記をお読みください。
http://npm2001.com/joryu/9-joryu/9-joryu-3.html


その後の活躍は皆様もご存知の通りなので特に書きません。
彼女の一番凄いところは、やっぱ行動力だと思うんですよね。

紅孔雀もTLPTもクラウドファンディングも、
本当に自分から行動を起こして色々な事をやっていくのが凄いと、もう。。。

僕も多少なりともこの業界で色々とイベントに参加させていただいているので、
この大変さと凄さは多少なりともわかります。

「1オンスの行動は、1トンの理論にも値する」

って諺があるけど、これは彼女みたいな人に送る言葉なんだろうなと。
ネットでもっともらしい事言う"だけ"の人が山ほどいるこんな世の中だかね、
一つ小規模の大会開くだけでもどれだけ大変か、これを解る人も減ったのかなあと思う今日この頃。





なんか誉めてしかいないので、最後に落とすか。

出会って一年くらいたった時に大崎と酒の席で、こんなやり取りがありました。
ワシ「大崎さんって独身ですか?」
大崎「いえ。絶賛婚活中です」
ワシ「では私とかどうでしょうか?キリッ」
大崎「少なくとも三十歳過ぎるまでは"自力で"頑張りたいんです。」




その後の事はご想像にお任せします。


さて、TLPT見に行くか。